為替操作国中国が外れスイスを追加 2020/01/13 米財務省

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為替操作国入りスイスをチャートで

2020年1月13日、米国 財務省は為替操作国リストを公表しました。

今回は為替操作国についてのはなしです。

YouTube リンク   https://youtu.be/nEyEPsg1unE

為替操作国リストの主要国の中には、日本、韓国、ドイツ、イタリアなどが含まれます。

為替政策・為替操作国という言葉からは、直接の為替介入を想像させます。

しかし、該当の主要国は大幅な対米貿易黒字の国であるという位置づけであり、為替を操作する国という意味合いではありません。

また、幾分中国に関しては、外交的配慮のにおいがします。

米中両国は交渉を通じて、貿易と通貨の特定問題を含む第1弾の合意に達したとして、同時に中国をリストから外しました。 為替を操作している中国が外れたことからも、この報告書のきな臭さが解ります。

また、今回中国に変わって新たにリストに加わったのがスイスです。

外国為替報告書の中で「スイスフランがドルとユーロに対して上昇するに伴い、スイスの外貨購入は2019年半ば以降、顕著に拡大した」としました。それを理由に新たにスイスを監視対象に加えたのです。

それを受けて、スイス財務省は声明で「スイスが不当な競争優位性の獲得や国際収支の調整防止のために自国通貨を操作することは一切ない」と強調しました。

そして、監視対象入りに伴う即時の影響はないと発表し防戦しました。

スイスは恒常的にユーロスイスフラン通貨で為替介入を行っている国です。

スイスフラン高が顕著になっている状況下、今回の為替操作国入りに対して反応したのではないかと思います。

参考までに、政策金利の変化によって相場は大きく動きますが、スイスは最初にマイナス金利を導入した国です。日本も追従しました。

参考ついでに、現在の主要国政策金利を頭に入れておきます。

マイナス金利を適用している、スイスが-1.25%、日本が-0.10% です。

0%を適用しているのがユーロです。

従来のプラス金利では、英国と豪州が0.75%、米国とカナダが1.75%です。

今回の為替操作国のニュースは、すぐに相場を動かすニュースではありません。

しかし、大きな、長い期間の価格の動き、周期、これからの指標やニュースに対する影響を考えるヒントになります。

つまり、トレードの為の相場観を身に着けるうえで、地味だけど大事な発表であるというはなしでした。

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