AI・アルゴリズム取引による相場の変化 2020/02/03 ロイター秀逸記事

為替・金融・時事情報

長引かない「パニック相場」

2020年2月2日

米商品先物取引委員会(CFTC)が発表したデータを基にロイターが算出したIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組(1月28日までの週)によると、ドルの主要6通貨

(円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル)に対する買い越し額は95億8000万ドルと、前週の77億6000万ドルから増加した。ドル買い越しが増加するのは2週間連続。中国で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大への懸念から、ドルは先週、安全な逃避先として資金を集めた。

ロイターの〔需給情報〕IMM通貨先物、ドル買い越しが2週連続増加の記事です。

今回は、AI・アルゴリズム取引による相場の変化のはなしです。

もう一つ、2020年2月3日 ロイターの記事です。

アングル:長引かない「パニック相場」、新型肺炎もアルゴが抑制、

と題したコラムから引用します。

アルゴリズムを駆使した超高速のコンピューター取引は、為替や株式市場で「フラッシュ・クラッシュ(瞬間的な相場の急変動)」を引き起こす元凶と非難されることが多い。

だが実は、新型コロナウイルスなど世界的に衝撃的なイベントによる市場の動揺を、長引かせない役割も果たしているのかもしれない。

株式・債券・為替・商品いずれの市場も売り局面が短くなる傾向にある。例えば米軍がイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官を殺害し、イランが報復のミサイル攻撃に動いたケースは、いずれも市場に破局をもたらしてもおかしくない材料だった。

しかし、実際には年初だけ、暴力的だが予想外に短期間な反応を市場が見せたのみだった。

どちらの場合も円が反射的に買われ、株価は数時間下落したもののその後に最高値を更新。足元で新型ウイルスによる肺炎が経済成長を阻害する恐れが出てきているが、それでも株価は世界的に最高値圏からそう遠くない位置につけている。

主要中央銀行が金融緩和に動いていることや、世界的な貯蓄の増加が過去10年で株価を25兆ドルも押し上げたことは言うまでもない。

アルゴリズム取引の増加も、その要因の1つとして関連づけられそうだ。

現在2020年2月3日の23時ですが、本日もドル円・NYダウ共に陽線で引けそうな動きです。

先週2月1日(日本時間翌1時)のフィキシングでのドル売りや、株式から債券への資金移動で、大きく動いた下落相場で越週したにもかかわらず、です。

週明け上海市場が再開しましたが、中国政府の週末約18兆円のレポで流動性を供給、事実上の空売りを禁止。また、先物の夜間取引を禁止するなど、暴落阻止への動きを週末から見せていましたので、当然にAIにも週末からインプットされていたハズです。週末の動きを引きずらず、窓を空けての上昇も説明が付きます。

今回もロイターの記事、内容の奥深さ、スピードには、情報提供者という自負・凄みを感じさせるものでした。ブルームバーグの情報も同様です。

昨年末、日本時間3時か4時頃だったと記憶しているのですが、FX会社からの無料情報で、北朝鮮のミサイルが日本近隣に落ちた。というNHK提供のニュースが流れました。

北朝鮮がアメリカに対して、クリスマスプレゼントを用意しているという挑発の数日後でした。

ドル円は上昇継続している局面であり、少し上昇を加速しつつある時間でもありました。しかしながら、ドル円チャートに反応は全く無く、逆に上昇の動きを続けます。どうしてAIが反応しないのか?と、頭の中で色んなことを考えていました。

数年前に、日本の上空をミサイルが飛んだ時、1回目のドル円の反応は速く、動きも大きなものでした。しかし、ミサイル発射の回を重ねるごとに反応は明らかに鈍ってきました。今回はアメリカ相手なので、ドル円が反応しない訳は無い。AIはニュースを選択するのだろうか?などと、頭を巡らしていた時、NHKの誤発信の情報が流れました。

今日は、ロイターのアルゴリズム取引を題材とした秀逸な記事からの話でした。

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