相場用語『動意』について 2020/02/14 動意をチャートに表す

為替・金融・時事情報

ユーロドル1か月強の動意とは

今日の相場用語は『動意』です。

相場の動意をどのように表わし、動意をどのように判断し、次のトレード場を想像するのかという話です。

You Tube リンク https://youtu.be/p228q1SOUx4

相場用語の動意の使われかたを最初に紹介します。

相場はいろいろな情報・時間により動きますが、時には情報や材料がほとんど無く、相場の動きが止む状態になることもあります。ほとんど動きをみせずに相場が動き出す気配すらなかった状態から、少しずつ上がる気配や下がる気配をみせはじめることを一般的には動意といいます。

商いが少なく動きがない閑散状態のことを動意薄という言葉で表現します。

その他には、相場が動きそうな気配の時に、動意含み(どういぶくみ)、と表現します。

動意づく、動意づいてきた、という表現で、相場の動き出しや、相場が動き出す様を表しもします。

さて、動意という言葉の定義は、完全に横に置きたいところなのですが、相場用語の1回目ということで、もう少し話を続けます。

小学校の算数の時間に、『定義』『定理』『性質』という言葉を習います。相場はランダムに動きますので、定理とか性質は存在しません。しかしながら、相場を後から見ると、ここがヘッドアンドショルダーの肩の位置だったのか?・・・といった、定理・性質に似た一定の法則に気付くことが多々あります。相場を続ければ、続けるほど、そんな定理や性質に似た動きの場面を数多く目にします。

そこで、トレードに勝つために、つまり目的のために、『定義』『定理』『性質』を学ぼうとします。『定義』『定理』『性質』を学ぶことは、正しいことなのですが、「相場はランダムに動く」という事実を決して忘れてはなりません。ヘッドアンドショルダーなどの価格パターンやローソク足パターンを覚えることに、一生懸命になりすぎないで下さい。

私の意図する『動意』を示す為に、

2020年1月2日から2月12日18時までのユーロドル1時間足チャートを表示しました。

私のユーロに対する相場感を、2020年2月12日のニュースから補足します。

ユーロに対して、50年振りの強い雇用を維持する米経済、堅調な米企業決算、そして、FRBのサポートと、鉄板理論に基づいて世界から資金を集めているアメリカがいます。

一方、FRB議長の議会証言と同じ時に、ユーロでは、ラガルドECB総裁が欧州議会で発言していました。「金融政策だけが唯一の選択肢ではない。政策の副作用は時間とともに大きくなって行く」と、追加緩和に慎重姿勢も垣間見せています。ユーロはラガルドECB総裁に変わって、新たな政策待ちという時間であるという相場観です。更に、ポスト・メルケルが難航からユーロの下落が収まらない状況です。

つまり、ラガルドECB総裁の次の政策で、ユーロ相場は動くのでは無いか?と次のトレード場を想像しています。

前置きが長くなりました。今回は、相場の動意をどのように表し、判断するかという話です。

2020年1月2日から2月12日18時までのユーロドルの、『動意』を表す為に、私はチャート上に勝手なラインを引きます。次のトレード場を想像するためにラインを引きます。

簡単に言葉にすると、2020年1月2日から2月12日18時までのユーロドルの『動意』は、コントロールラインを中心とした領域にはさまれた下落の『動意』です。よって、これから先もこのライン『動意』に従って動くのでは無いか?と次のトレード場を想像して、ラインの奥に隠されている『動意』を探します。

いわゆるトレンドラインの説明の様になったことはご容赦下さい。伝えたいことは、チャート上に引いたラインよりも、値動きの背後にある根本的な概念に注目するほうが重要ということです。

今後も、この根本的概念である『動意』とトレードの関係性を補足するつもりです。

実際にトレードする場合、『動意』の有り、無し、『動意』が強い、弱い、無い、の判断は非常に重要だからです。

今回は、ユーロドルで2か月強の期間を使った、根本的概念である『動意』の話でした。

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