日本の金融行政に拍手 2020/02/14 金融リテラシー

為替・金融・時事情報

日銀の広報活動

2020/02/14 (金)19:00~20:30(受付開始18:30)

日本取引所グループ特別セミナー『令和時代の「金融リテラシー」を考える』の記事です。

毎日の生活の中で、様々な形でお金にかかわって暮らしています。お金やお金の流れに関する知識や判断力(「金融リテラシー」)は、私たちが社会の中で経済的に自立し、より良い暮らしを送っていく上で、最も基本となる基礎知識とも言えます。

人生100年時代を迎え、「家計管理」と将来を見据えた「生活設計」の習慣が必須となるなか、この「金融リテラシー」を身に付けることの重要性がますます高まっています。

今回は、日本の金融行政に拍手を送る、という話です。

You Tube リンク https://youtu.be/u8XrUkfjopk

前回、日本の金融制度への細やかなる苦言、というはなしをアップしました。その後、

2020年02月14日 19時09分 FX会社の無料情報に、 

【要人発言】雨宮日銀副総裁「日本の金融リテラシーは必ずしも高い水準とは言えない」

という記事を見かけました。日本の金融制度とか省庁の壁だとか、苦言を考えていたあとだっただけに、日銀副総裁のどんな発言だったのか?と興味が湧き、調べました。

:2020/02/14 19:14 ネットFXポータルサイトやロイターなどに、

雨宮日銀副総裁 日本の金融リテラシーを一段と向上させるためには、金融教育が鍵を握る、という記事が出ていました。

2020年2月14日 20:04 ブルームバーグの記事には、 

金融リテラシー、国際的にみて日本の向上余地大きい-雨宮日銀副総裁

と題した記事が出ていました。

更に見てみると、日銀のHPに、公表資料・広報活動として、

金融リテラシー~人生を豊かにする「お金」の知恵~東京証券取引所主催セミナーにおける基調講演

と題した講演内容が、2月14日中にアップされていました。

折角なので、講演内容をこの場で抜粋し、紹介します。

皆さまご存じの通り、渋沢栄一氏は、明治・大正期に第一国立銀行を始め数々の銀行や企業の創立に携わるなど、近代日本の礎を築いた方です。来年放送予定のNHK大河ドラマの主人公に決まり注目を集めていますが、日本銀行とも浅からぬご縁があり、2024年に発行予定の新しい日本銀行券1万円札の肖像画にも採用されました。

と、NHKと新銀行券の紹介から始まりました。

次に、

日本の金融リテラシーを諸外国と比較すると、どのような水準にあるのでしょうか。経済協力開発機構(OECD)が実施した同種の調査を対象に、問いが共通している11問の正答率を比較すると、日本は、対象30か国・地域中22位という低い順位にあります。

と、問題を提示しました。

そして、

都道府県別の正答率と金融トラブル経験者の割合をみると、負の相関関係がみられます。すなわち、金融リテラシーが高いほど、金融トラブルの被害に遭いにくいということです。日本では、大変残念なことですが、金融被害が高水準で推移しています。

警察庁の発表によると、2018年には「オレオレ詐欺」等の特殊詐欺の認知件数は約1万6千件、被害額は約360億円にも上っています。これは、日本全国で平均30分に1件、1日に1億円の被害が発生している計算になります。

として、時事問題と金融リテラシーを、かなり強引に結び付けました。

最後に、

日本の金融リテラシーを一段と向上させるためには、何が必要なのでしょうか。私は、教育が鍵を握ると考えます。金融に関する必要な知識や判断力は、時代によって変わるものです。このため、それを適切に身に付けるためには、生涯、学校や大学をはじめ、様々な場で学び、それを実社会での経験を通じて深めていく、その積み重ねが重要になります。

と、実に無難な結論付けをしました。以上が日銀副総裁の講演内容抜粋です。

2020年2月15日 0:09 ブルームバーグの記事からです。

内容は、2月のミシガン大学消費者マインド指数(速報値)という,経済指標としては地味なもので、300名の、消費者の家計状況や景気見通しを電話アンケートした結果です。

「 消費者のインフレ期待はほぼ変わらず。1年先のインフレ期待は前月と同じく2.5%、5年先のインフレ期待は過去最低に近い2.3%に低下(前月は2.5%) 」

という内容でした。果たして、日本でこのようなアンケートが成立するでしょうか?

今回は、日銀の広報活動に大いに拍手、という話でした。

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