ビットコインとナスダックの相関性 2020/05/08

為替・金融・時事情報

2020年5月8日 15:01 ブルームバーグの記事です。

ヘッジファンド運営会社チューダー・インベストメントの創業者ジョーンズ氏(65)の計算では、全世界の国内総生産(GDP)の6.6%に相当する3兆9000億ドル(約415兆円)の貨幣が2月以降増発された。

ジョーンズ氏は「グレート・マネタリー・インフレーション」と題する市場見通しで、「最良の利益最大化戦略は、最も速く走る馬を所有することだ。予想しなければならないとすれば、私の意見ではそれはビットコインだろう」との見解を示した。

今回は、ビットコインとナスダックの相関性の話です。

You Tube リンク https://youtu.be/R-5OadGYNWM

記事の抜粋を続けます。

中央銀行による貨幣増発の結果予想されるインフレへのヘッジ手段としてビットコイン購入に動いており、それは1970年代に金が果たした役割を思い起こさせると顧客に伝えている。「チューダーBVIファンド」はビットコイン先物にパーセントにして最大で1桁台前半を資産配分する可能性がある。

新型コロナウイルス感染拡大に伴う打撃を緩和するため、巨額の財政出動と中銀による債券買い入れが行われている意味合いを考慮し、ビットコインをじっくり検討する気になったという。「

グローバル規模で、しかもこれほどのスピードでそれは起きており、私のような市場のベテランでさえ言葉を失う。先進国世界がこれまで経験したことのない未曽有のあらゆる形のマネー膨張、グレート・マネタリー・インフレーションをわれわれは目撃している」と同氏は指摘した。

もう一つ記事を追加します。

2020年4月23日 10:00 ブルームバーグの記事です。

仮想通貨のスワップ取引実用化へ、元ドイツ銀幹部創業ベンチャー始動

取り扱い通貨の種類を増やすほか、1年後をめどに株主でもある住友商事と協力してスワップ取引の実用化を目指す。

の中でこのように記しています。

新型コロナウイルス感染拡大の暗号資産(仮想通貨)相場への影響については、「かなりポジティブに働く」と見通す。リーマン危機後と同じく、各国の金融緩和政策や政府の財政出動などで過剰流動性相場となるため、株式を筆頭に資産価格が上昇するとし、資金の一部が「暗号資産にも向けられる可能性が高い」とみている。

という見方です。これは、市場が先取りし始めている「コロナ後」の経済活動再開を前提とした大相場のうねりの一つという見方にほか有りません。

リーマン・ショック後、世界はドル建て債務を膨らませてきました。金融緩和局面において安くなったドルを調達しやすい環境化が10年続きました。各国の金融緩和政策や原油のプレミアム化によって、「ドル化する世界」が進み、ナスダックの株価上昇につながりました。

そして、コロナ禍において、更なる金融緩和によって、ドル化する世界」が加速されました。

ビットコインの日足チャートを、ナスダックと米10年国債利回りに重ねて表示しました。

一旦下落した相場が、強力な過剰流動性という足場によって引き上げられた様を目にすることが出来ます。今回は、ビットコインが大相場のうねりの一つとなるか?という話でした。

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